遠い昔、3年A組の扉を担当して、マンガを描いたかないです。(自慢?)
相次ぐ行事の中止…どうなる!?卒業文集!!
今年も、頑固一徹!
・ちゃんとページはそろっているか?
・ヌケ/モレはないか?
・はみだしないか?等々、文集原稿のチェックで目を光らせていました。
文集もコロナの影響を受けて内容が大きdく変化していると痛感しました。
例えば、
★思い出のシーンが激減
行事の中止や短縮、休校や授業時間の短縮等、
確実に文集の題材になりやすいことが激減。
在学中にいろいろなことを体験して、思い出をたくさん作り、
その一部がアルバムや文集になって残るのに、、。
悲しい気持ちになってしまいました。
★学校の先生も大変!
今年の卒業アルバム・文集は、卒業後に完成・配布する学校がとても多かったです。
時間の確保が難しい中で、先生方が卒業アルバム・文集の制作にご苦労されている状況が
想像できました。
★文集じゃない?
ある学校の卒業文集は、校長先生をはじめ先生方のコメントのみを掲載し、
主役である生徒の作文のページはナシ。
代わりに配布された後に各個人で自分の作文を貼るページがぽつんとあるという構成。
これって?
そんな中でも卒業生たちは?
想定外の事態の中の大人たちの悲哀とは裏腹に
卒業生たちの文集には、そんな感傷を跳ね返す明るさと力強さがありました。
関東圏の学校では、県をまたげないことから
恒例の日光の修学旅行が中止になり、旅行そのものも中止か?と気落ちしていたところ、
県内に2回の宿泊学習が企画され、
マス釣り、カレー作り、キャンプファイヤー、「協力」をテーマとしたナイトイベント、
県内の学校との交流会などもあって「貴重な学校生活」「特別な修学旅行」になったと多くの生徒が
感情豊かに喜びを作文に書いていました。
他の関東圏の学校では、日光の修学旅行が何度も中止になりかけた中、
最終的には行けることになり、「ついに!日光に行ける!」と力強く書かれていました。
この学校では、6年生の1学期は6月にスタートし、行事もことごとく中止になってしまいました。
そんな中でも6年生は、あいさつ活動、クリーン活動、1年生に読み聞かせ等の活動に
取り組み、最高学年の模範活動が出来て楽しかった!と明るい感想が書かれていました。
多くの今どきの文集には明るさと力強さがあり、
原稿をチェックしている私が元気をもらえました!
今年の卒業文集、ここに感動!
今年の生徒たちの作文は、「○○をした」という単なる事実の記録ではなく、
「○○だから○○と感じた、思った」という気持ちの(前向きな)表現
が多かったように思います。
当たり前がとても大切に思えたダイレクトな感想が多く見られました。
それでも、実際には卒業生たちにはかなりのストレスがあったと思います。
学校・先生方のご尽力を想像します。ありがとうございました!
マツモトはアルバム作ってもうすぐ90年。
一日も早く行事がたくさんの学校生活に戻れることを祈りつつ、
今後も素敵な文集、写真の詰まった「卒業アルバム」を作ってまいります!