11月もそろそろ終わり。
冬特有の詫び寂び感の楽しみと、実は寒いのが苦手なのでビクビクしている瀬戸内です。
写真好きさんや印刷や界隈での「あるある」なお悩みなのですが、ばっちり色調整をしてから印刷をお願いしたのに、手元に届いた写真を見て愕然・・・。
「あれ?PCで見てた色と仕上がりが全然違う。」
というご経験、ありませんか?
印刷まで行かなくても、なんかカメラで撮ったイメージとモニターで見た色合いが違うな~、なんて思ったことある人はそれなりにいらっしゃると思います。
今回はお悩み解決!?モニターの調整方法教えます!
まずはモニター選びから!重要チェックポイント3選!
一口にモニターといっても、選択肢ってたくさんありますよね。
サイズ・メーカー・スペック・・・果たして何を基準に選べばいいのやら、と悩んでしまう方もたくさんいると思います。
迷ってしまった時には、以下の3つのチェックポイントをベースに考えてみてください。自分に合った1台が見つけられるはずです。
①用途を決める
ゲーム用、ただのディスプレイ用、DTP用・・用途によって必要なスペックが決まってきます。例えば写真を見るという用途であれば、DTP用とだと◎。ただちょっと高めになるので、「高画質」と書いているようなディスプレイでもOKです。
②メーカーはどこがいいの?
EIZO、IIYAMA、これはもう2台巨頭。他にもDELLを初め、いろいろなメーカーがひしめき合ってます。個人的な順位をつけると、1位EIZO 2位IIYAMA 3位DELL(DTP用)という認識です。
③予算はいくら?
正直なところ予算によって結構スペックが変わってきます。感覚的には、1万~1万5千円を超えるくらいのディスプレイであれば大丈夫だと思います。
【お悩み解決!失敗しないモニター調整方法】
チェックポイントをしっかり確認して
自分にピッタリなモニターをゲットできたら、
次はいよいよ、モニターの調整方法に進みましょう。
先程、おススメのメーカーをご紹介しました。
「急にどうした?」と思われたかもしれませんが、 どこの製品かって意外と大切なんです。
というのも、メーカーによって調整できるレベルが全く違うので、ご紹介する調整方法を実践したのにうまく反映されない・・・なんてことも起きかねないんです。
今回は紙に印刷をする場合の調整方法になります。
以下の手順で進めてみてください。
①キャリブレーションを撮りましょう(超上級者向け!)
→キャリブレーションとは、モニタ―の色があっているかどうかを確認するための作業です。詳細はかなり細かいことになるのでご興味ある方はご検索ください・・・。
②照明を合わせましょう(上級者向け!)
→実は部屋の照明によっても、画面の見え方って変わってきます。
本当にベストな環境は、色温度を5000kに合わせることがベスト、と言われています。
はい、これで画面の色と印刷物がある程度合います。
いやいや、そんな難しいことしないよっていう声もたくさん聞こえてきます。
そんな方にやってもらいたいことは、
③ホワイトバランスの調整です。(初心者~中級者向け!)
これは、紙の色と画面の色って、実は白の色合いが違うんです。その白色の色合わせを行うのがこの作業です。これをやるだけでも仕上がりの効果が全然違いますよ!
具体的にはモニターのRGBの数値をいじったり、色味をいじったりしながら紙の色と合わせていく作業が必要になります。
マツモトは卒業アルバムの会社なので、「思っている通りの色合いで印刷したい!」というお声をたくさんいただきます。そんなお客様のご希望にこたえてきたマツモトのノウハウを一部ではありますがご紹介させて頂きました。色についてのご相談ならいつでもマツモトまで!