こんにちは。4年前に1冊、2年前にもう1冊、大人用のひらがなドリルを買ってみた須藤です。
2冊ともどこにいったのかな…。
さて、今回はアルバムと一緒に作ることが多い文集に関してのお話です。
書く?書かない?
早速ですが、長く学校に登校できていない、いわゆる「不登校児」と呼ばれる子や、
長期入院をしている子・教室に入りづらく保健室に登校する子などなど、
卒業アルバム制作を担当することになったら、あなたならどう対応しますか?
写真なら家で撮影したものを使用する学校もありますが、
では文集の場合は?
その子だけ書かない? でも、仲間外れのようで問題になったら…
思い出を書いてもらう? でも、修学旅行も運動会も参加していないし…
こんな現実的な問題に直面した時、他の学校はどんな対応をしているのか
全国7000校のアルバムを作っているマツモトだからこそわかる解決の糸口を
文集の対応にフォーカスして紹介します。
3つの文集の対応
1,載せない
学校や卒業アルバム委員の中で話し合い、載せないという判断も多々あります。
該当児童のご家庭がアルバムを購入しないと決めている場合、この措置が取られることがほとんどです。
出席番号のずれなどに注意しながら制作しましょう。
2,題材の工夫
「学校で一番の思い出」がよくあるお題ですが、
登校していない・行事に参加していないのであれば難しいお題であることも事実。
そんな時は「将来の夢・将来やってみたいこと」「自分の好きなこと・夢中になれた思い出」
「自分の家族、兄弟について」
このような学校行事に直接関係のない内容を書いてもらうのも手です。
学校で書くことが難しければ、お家で書いてもらいましょう。
該当児童のご家庭がアルバムを購入すると決めている場合に多く見られる対応です。
3,該当児童のご家庭と決める
これが一番大切なポイントです。
・載せたかったのに書かせてもらえなかった
・載せたくないのに書かされた
このような食い違いが発生しないよう、しっかりご家庭の意思を確認してから対応できたら一番良いですね。
確認すべきこと
以前、『アルバムを購入したら亡くなった我が子の写真がなかった』という
母親からの悲痛な思いが伝わるニュースを目にしました。
学校側は、卒業時に在籍のない生徒は載せない、という例年のルールのもと制作していたようで、
確かにそうなっている学校は少なくありません。
写真ページでも文集でも、どちらも同様に家庭と学校間での確認が重要であることがよくわかる事件となりました。
このようなことを起こさない為にも、アルバム制作を担当することになったら
・購入を希望するか
・写真を載せるか
・文集を書くか
この3点を早め早めに確認することをおすすめします。
せっかくの思い出のアルバムですから、
すべての生徒が大切に思えるようなものを作っていきたいですね。
こんな時はどうしたら…?といった問題に直面したときも、
アルバムを作ってもうすぐ90年、熟練のマツモトがご相談に乗ります。
下記フォームからお問い合わせができますので、是非お気軽にご連絡ください。