カメラマンはあくまで黒子!?

学校行事

 最近は高知で食べるカツオは東京のスーパーで売っているカツオとは全く違うと知って、ショックを受けているマツオです。

学校行事に必要なカメラマン、生徒の頑張っている姿を撮るために駆け回る姿は大人になった私にも鮮明に脳裏に焼き付いています。

そんなお世話になったカメラマンの方々は、子供たちには大人気ではありますが、あまりに撮影に熱中するあまりトラブルがたまに起きているのも事実。

そこで、今回は「こんなカメラマンは困る!」という声を集めてみました。

私自身の経験から実際に先生にも注意された事も踏まえてご紹介させていただけたらと思います。

そこには実は面白い共通点があることが分かりました。

一概にカメラマンといっても、実は、広告、出版、報道、スポーツ、婚礼、学校など非常に細分化されており、それぞれ得意分野が異なります。

得意分野が違うカメラマンですが、撮影時に共通に大事にしているということには共通点があるとのこと。

それは、

「被写体・モデルさんとの距離感とコミュニケーション」!

ただ、そんな大事にしているポイントも、行き過ぎると逆効果になることも事実。

どういうことかというと、被写体との距離が近くなりすぎてエキサイトしてきて、自分が目立とうとしすぎてしまうトラブル例も多々あるとのことです。

特に学校関係の撮影となると、子ども達が写真を撮られることに夢中になり過ぎて学校行事がスムーズに進まない!なんてことになってしまうと、先生たちにとっては決して喜ばしいことではないですよね。

主役はあくまで生徒と先生!カメラマンはあくまでも黒子です。

 例えば、遠足や修学旅行で、先生が生徒全員に注意点などを説明をしている場面を思い浮かべてください。ここで、先生が説明しているのに、生徒が撮影に夢中になってしまったら、子ども達が大事な説明を聞き逃してしまうかもしれません。

よく聞くのが、

「円滑な学校行事の運営のためにも、程よい距離感が大切」

だというお話。

撮影に関わる皆様、撮影時には是非、頭の片隅に入れて頂けると幸いです。

もちろん、良い表情を撮るためには被写体の事を良く考え、コミュニケーションを取りながら相手との距離を縮めることが何よりも大切なのは言うまでもありません。しかし、撮影に夢中になって撮影禁止エリアに侵入したりしてしまうと、かなりマイナス評価になってしまいます。

例えば、学校撮影でも同様に、運動会・文化祭や卒業式など、侵入禁止エリアが存在します。このエリアは来賓席から見えるので侵入しないで・・・などはよくあるので、「ここには入らないで!」というポイントはあらかじめ押さえておくと良いそうですよ。

良い撮影をする為には場所取りは必要ですが、何事も加減は大事です。

とはいえ、カメラマンは一瞬が勝負なので、ついつい白熱してしまうこともあるそうで、難しいところもあるというお声もよく聞きます。

そんな時には、是非、シャッターを切る前に一呼吸おいてから撮影に取り組んでみてはいかがでしょうか。

また、円滑に行事を行う上でも、先生との事前のコミュニケーションはとっても大事です。

前もって、どのエリアまで侵入して良いか確認する事で、あなたも生徒も先生も安心して撮影・行事に打ち込めると思いますよ。

撮影の勉強会をして!というお声もたまにいただきます。卒アルのクオリティを上げるために何かお手伝いができることがあれば・・と考えていますので、ご要望いつでもお待ちしております。